過去の作品たち

kro

2013年11月02日 21:55

わたしが今のように、制作の中心におえかきが
来る以前、テキスタイルの作品群を作っていました。
洋画でてるくせに。

油絵具のベタベタとした触感や、
アクリル絵の具の薄っぺらさ、(これは作家の技術によるけどね。。。)
平面の世界の狭さに
イィーーーーッ!!っとなっているところに、
染織の友達からたまたまハンドフェルトを教えてもらい、
ぐぐっと引き込まれました。

今でこそ、ハンドフェルトは
結構知られるようになりました。

だけど、わたしがはじめたときは、
フィンランドやオーストラリア、モンゴルなどの染織文化で
まだまだ染織の専門家が扱うもので、
材料の原毛も、どこででも手に入るものではありませんでした。

熱と湿気と圧力とアルカリ性で、縮毛(フェルト化)し、
平面にも立体にも表現の幅を広げられるという、
自由で素朴な素材に、油絵具にはない魅力を感じました。

そして、初めての個展もフェルトでして(それも2回も。。。)、
このままいくのかなっと思っていたら、
平面の世界に戻ってきちゃいました。

押し入れを整頓していた時に、
久しぶりのご対面を果たした、フェルトの作品たち。

20代に作った作品だけあって、
なんだかピチピチ(笑)していてフレッシュです。
色も懐かしい組み合わせ。

その時に作った作品をはんこ教室の壁にかざりましたー。

絵を飾るより、なんだか自然だわ。。。



ちょいとその一部を。。。




こちらも、おたのしみに。。。

A plus tard☆


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