フィンランドと日本での制作の違い
ヘイヘイ☆
本日はカタいタイトルですが、
完全に独り言だとおもっていてください。笑。
昨日から油彩にシフトチェンジをしました。
その前は、テンペラ。
テンペラは、水で、
油彩は、油で絵の具を溶く。
当たり前だけど、技法が違うので、進め方も考えることも変わる。。。
テンペラは、重色で描く。ほぼ混色しない。
油彩は、重色もあるけど、混色はバリバリする。
テンペラの白は、カバーにはほとんどならない。
油彩は下の色を消し去ることができる。
フィンランドから帰ってきたとき、油彩をする気になかなかならなかった。
展覧会もして、やりきった感があったのかもしれない。
でも、絵はぜんぜん満足してない。
ちょっと触らなあかんやろうとは思っていた。
けど、油彩の道具を準備するのもめんどくさいし、
油のギトギトした感じが無理だったので、
テンペラで新作を描いてみることをにした。
なんせ、あの暑さはアカンのです。
油彩のべとべと感とイライラ感が5割増で増えるので。。。
で、テンペラの瑞々しい画材の特性を存分に味わい、
名残惜しいけど、油彩の準備もええ加減しなあかんと思いはじめる。
そして、昨日と今日。
涼しくなったのもあるのか、
油彩がむっちゃ自分の感覚になじんで気持ちよいのです。
これは、きっと奇跡に近いくらいの
フィット感です。
もちろん失敗とかするんですけど、自分の精神状態もあってか、
あんまり動じない。
あと、アトリエの環境がフィンより良い部分もあることに気づく。
すごいささいなことなんだけど。
画材が自分の手元に十分にあること。
描きかけの絵を壁に並べておけること。
作業机があること。
プリンターがあること。
部屋をよごしても自分の部屋だから、
ま、ええこと。笑。
などなど、
結構好きにできるのでありがたい。
こういう細々したことが
意外と大きな影響をあたえるんやと
離れて制作するとよくわかります。
そして、調子にのって別の計画にもちょっと手をつけてみました。
でもこれはまだだめみたいです。。。
調子がぜんぜんでなくって、気分が荒れております。笑。
段取りが細かいし、慎重に進めなくてはいけないことも
多いので、イーーーーッとなります。。。
しかたなく、身の回りの片付けや雑多なことなどこなして、
やり過ごす。。。
ま、もうちょっとしたら、突破口を見つけて、
描けるかもしれないと思って、
気長に付き合おうと思います。
フィンのアトリエ。旅立つ前の。
うすっ!!
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